江西省上饒市の隠された美:千年の立入禁止地、銅鈸山の魅力

01「千年も立入禁止とされた場所」、まさか息が止まるそれほど美しい

中国は広い土地と豊かな資源に恵まれ、美しい風景も多く、「タブーのスポット」も多数存在するらしい。唐の時代にはすでにそのような場所が現れている。絵のように秀麗で、奇妙な形の岩山と、澄んだ河の流れに囲まれるのに、千年ぐらい立入禁止とされていたところは、江西省上饒にある銅鈸山である。

銅鈸山は江西省と福建省の境界に位置し、山は深く森も茂り、山中の地形は複雑で、守りやすく攻めにくいところになる。長い間人が訪れていないことに、現在銅鈸山は秀麗な風光を保ち、あまり商業的な雰囲気はなかった。また、快適な気候に加え、当地の政府はに合理的に開発した後、銅鈸山は地元の人々の「裏庭」のような存在となっている。チャンスがあれば、ここを回ってみて、千年ぐらい立入禁止とされてきた聖地を自分の目でみてください。

ここの森林被覆率は98%に達し、まさに天然の森林酸素バーである。船で湖を抜けると、青い空、白い雲が緑の山々と木々とお互いに輝かしく、湖に映し出し、まるで加減のよい水墨画のよう、朦々とし幽幻である。

銅鈸山は美しいが、あまり知られていない原因は千年ぐらい立入禁止とされていたこと以外に、上饒はあまりにも控えめであるから。

絵のように美しい婺源はここにあり、さらに有名な山水が町中に存在し、歴代な官僚有名人、文人墨客がそれを観光紀行、詞藻に記録し、数え切れない作品を残した。上饒に一回でも来たら、『千里江山図』が目の前に現れるのようだ。

02 上饒の“代表作”、婺源の秋

婺源は多くの人の心の中の夢であるだろう。年月を経った木、お茶の香り、小さな橋、流れる水、居民の住宅…婺源のあらゆる要素は、平穏な歳月の解釈となる。特秋の時期は、神秘的で静か、まるで浮き世を離れた別天地、桃源郷のようだ。

婺源には石城という村がある。早朝に煙が上がり、霧が蒸散と、ここの谷の村の空域は霧に包まれ、飄々たる、自由自在に形を変える。

石城の秋に俗世を超越した雰囲気があるというなら、篁嶺の秋は人間味のある風情があふれている。秋になると、村中の人々は燃えるような赤ピーマンを紐で引いて干すのだ。そして、大小異なりのカボチャが地面に積まれ、屋根も収穫されたものがいっぱい。村全体が鮮やかな秋のおとぎ話の佇まいに囲まれる。

03 詩情と絵心を呼び起こす上饒の「古村鎮」

多くの人は一度上饒にきたら忘れなれなくなる。それは、目に映す連綿とした古村は白い壁と青いレンガで、静かで優雅な趣は古拙がありながらも魅力が備え、 恋々とするのも当然であろう。

中国で最も美しい村は婺源であるとよく言われるが、その婺源のトップ絶景は江湾にある。ここの風景は絵のように美しく、有名人が輩出され、山水が一体となり、文学的雰囲気も盛んで、すべての物事が川と深く繋がっている。

李坑村はを山に囲まれており、村の外から流れる2つの川が村内で合流している。両岸は徽派の民家が建てられ、川上には特色ある石造りのアーチ橋や木造の橋が架かっている。透き通っている川では、みんな野菜洗いや洗濯などをして、石の板が川辺にあるから、わりと便利。山と水の景色が古民家と一体化し、取り合わせよく、まさに「小さい橋と静かに流れている川の畔にお家が見える」平和な風景になる。

上饒で最もロマンチックな村はどれかと言われたら、私は思溪村に一票するだろう。緑豊かな山々を背景とし、清流と田んぼに面し、周りは緑地、秀麗な山水や自然景観と村はうまく融合している。

思溪村はまた光と影の魔術師でもある。ここの日没を見るために来る人も多いらしい。夕暮れ時、夕日は暖かい金の層で空と大地を覆い、緑の山と白い壁を底に、花と村に帰る人々を飾りとし、ともに鮮明で牧歌的な風景画に完成した。

菜の花を鑑賞するのであれば、江嶺にいくのは間違えないのだ。野原のいたるところに咲いてある菜の花は段々畑の形になっていて、頂上から谷の底まで広がっている。中にはいくつかの小さな村が点在し、黒レンガと白壁の徽派民家はその黄金色に混ざっていて、これほど壮観で驚くべきものはない。

04 ここは山水秀麗で、リアリティの『千里江山図』だと言われる

三清山は独特な花崗岩峰地形を持っており、年間200日以上は曇りと霧であり、古くから「江南一の仙峰」と評されている。

標高1660メートル以上の高空栈道を歩いて、片側は崖、反対側は深い峡谷、遠くは連綿とする山と雲海、壮観の限りである。

霊山七十二の峰は非常に美しく、百里(1里=500メートル)あまりにも連綿としている。まるで巨大な竜のように上饒の北部に盤踞している。

鄱陽湖湿地公園は、世界6大湿地の一つである。水資源が豊かなな季節に、もやの立ちこめた水面が果てしなく広がり、気勢雄大である。水が不足する時期に、浜辺が出てきて、蘆荻が飛舞。ここはまた渡り鳥の楽園でもあり、10月にはいると、大勢の渡り鳥が集まり、風に乗って踊り、その姿は優雅で忘れられない。

上饒、この私の秘密の地、チャンスがあればぜひおすすめ。ここでは、無限に美しい景色に出会うだけでなく、喧騒から離れた快適な生活を楽しむこともできるのだ。そして、しんどい生活の中に少しでも慰めをもたらし、望むことが全部叶えるようと願っております。

—「旅行攻略・旅行菌」より

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