中国大陸の新しい千年紀で最初の曙光が輝く場所ー温嶺

浙江省南東部の沿海には小さな町があり、中国大陸の新しい千年紀で最初の曙光が輝く場所で、317キロの長い海岸線を持ち、上海から車で3時間しかかからず、高速鉄道が直通している。これが温嶺であり、穏やかで夢のような旅を与えることができる。

小箬村は中国の小さな「サントリーニ」と呼ばれ、さまざまなマカロン色の家が山の斜面に沿って建てられていて、趣がある。村は大きくないが、すぐに散策することができて、いたるところでサプライズにも出会える。

海面まで伸びる巨大なリング状の展望台が2つあり、その形が一対のリングに似ていることからこの名がついた。ここに立つと、山と海が見渡せ、金沙湾の美しさを一望できる。

海岸緑道は全長約8キロメートルで、一方には緑豊かな山々、もう一方には輝く青い海があり、山と海の美しい景色を分ける。

中国大陸で最初に新千年紀の光が差し込む場所として、温嶺は多くの中国人と外国人観光客が新年の夜明けを迎えるために最初に選ぶ場所となっている。千年曙光碑」は、中国の20世紀から輝かしい21世紀への移行を象徴している。

小さな海辺の町である温嶺には、海の恵みが欠かせず、数え切れないほどの軽食や珍味がある。

嵌糕の形はまるで大きな餃子のようで、表皮は生餅で作られ、炒めた春雨、卵の皮、セロリ、漬け物を入れて包み、さらに魂の肉汁をかけて、柔らかくてもちもちしていて、1つでお腹いっぱいになる!

卵餅焼きは卵を柔らかく焼き、もちもちとした餅をのせ、ハムやロースなどの肉ものせ、ソースをたっぷり塗って、最後に巻いたらできあがり。一口噛むと、カリッと香ばしい匂いが口のに広がる。

『舌の上の中国』という番組に絶賛された望潮魚と跳魚をぜひ食べてみよう!望潮魚、また「イイダコ」と呼び、温嶺の海辺でよく見られるミニタコの一種である。跳魚は奇妙な小さな生き物で、干潟でぴょんぴょんと跳ねる。望潮魚のプリプリとした食感と跳魚の柔らかさが完璧に融合し、椒麻、ネギ、ショウガ、ニンニクなどの多種の調味料を加えてうまみを高め、さらに美味しくなる。

筆者:阿紫

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