都市の喧騒から離れたこの場所では、山中には滝が流れ落ち、列車に乗って青々とした森を通過する時に虹に出会う事もある。古村民家は、静かで「桃源郷」のよで、無人島には日本に似ているものを見つける事ができる。
01 鮮やかな緑の山、23℃の夏を楽しむ
/雪窦山/
雪窦山は90%もの森林被覆率となっており、森では古来より渓水が流れ、「海上蓬莱、陸上天台」という別称で呼ばれている。三隠潭、徐凫岩、千丈岩の三大滝があり、山全体が冷やされ、霧が周囲を囲み、納涼の名所となっているのだ。
/夹城島/
奉化には絶景を持つ無人島がある。面積は大きくないですが、寧波湾に深く入り込み、青い海水、細な砂浜、原生態の風景を持っている。
カヌー、モーターボート、海上ソファ、ヨットなどの遊びもそろっており、自分で新鮮な海鮮を釣って、海鮮料理を楽しむ事ができる。
/剡渓河/
剡渓川の水は澄みきっていて、木は空まで広がり、まるで童話世界に入ったようだ。夏でも、多くの花が咲いており、木陰にテントを張ってキャンプを楽しんだり、スイカや飲み物を渓水で冷やして楽しんだり、夏を満喫する事が出来る。
02 奉化の古鎮散策、誰にも邪魔されない一時
奉化には古鎮や古村が沢山あるが、残念ながら少し商業化されていしまっているが、まだまだ、昔ながらの味わいを残している。
/渓口鎮/
ここには清らかな雰囲気と、海のダイナミックな雰囲気があり、民国時代の建物が多く残っており、文昌閣、蔣氏旧居群、玉泰塩舗など完全保存されているものもある。
/栖霞坑村/
歴史ある素晴らしい村落で、王羲之の末裔が住んでいたと言われている。正式名称は「鳳栖」と呼ばれており、渓水に沿って建てられた村には、清朝末期や民国初期の建築物ばかりで、美しい彫刻の壁が残されている。乾隆年間に建てられた古橋のたもとにはクスノキが植えられており、木漏れ日が歴史的雰囲気を一層強めている。
村にはもう一つ有名な古道があり、寧波の文化観光古道の一つに選ばれており、あまり勾配のない長い峡谷となっており、徒歩で絶景を楽しみながら進むと約4時間かかる長さとなっている。
/岩頭古村/
ここはまだ観光化が進んでいない古村で、明末清初の著名人の住居等が多く残されている。また、寧波で最も流れの早い渓流があり、全長6キロの流れをリフティングで楽しむ事ができるようになっている。山に沿って幾何学模様の色彩豊かな小屋が幾何形をした木屋が建てられており、日光が反射して美しい光景となっている。
03 奉化のグルメをご紹介、牛肉干麺が有名?
/奉化牛肉干麺/
奉化牛肉干麺は奉化の名物グルメで、奉化人の誇りでもある。麺は珍しい透き通ったサツマイモから作られた手作り麺で、長く煮込んだスープは、牛肉と、青菜、パクチー、ニンニクの香りが漂い、食欲をそそる。
/渓口千層餅/
千層餅は4-5cm厚なのに中を見ると27層もの生地にわかれてるのが特徴だ。小麦粉、サトイモ粉、ゴマなどの調味料を生地にし、炭で焼いたもので、口に入れるとカリッとした食感で、人気は海苔の味となっている。
/羊肉粥/
多くの寧波人は深夜に車で奉化ヘ行き、温かい羊肉粥を楽しみ、満足して家に帰るという習慣がある。羊骨で煮込んだお粥はトロトロで、羊肉のみじん切りを散らして、醤油、干し豆腐などを加えて食べる。
/奉化かき氷/
奉化は一風変わっている。かき氷がビールジョッキに入っていて緑豆や沢山の果物一緒になっている。ザリガニ、ウシガエル、小さなカニのB級グルメもあり、お酒を楽しむ事もできる。
/水蜜桃/
奉化の水蜜桃は深い山奥で生産されており、甘い蜜がたっぷりだ。柔らかくて果汁が多く、夏の厚さを癒やしてくれるフルーツとなっている。
—「歩いて旅を見る」より