「原神」のゲーム内に広がる美しい風景で実在する場所を写真でご紹介

パンダビューは中国旅行情報を提供するサイトですが、今回はちょっと趣向を変えて、日本でも大人気のゲーム「原神」と旅行に関連する情報をお届けします。

「原神」の魅力は、広大な世界観、素晴らしいアクションシステム、中国と日本のチームによるアニメーションキャラクターデザインや音楽など、さまざまな要素がありますが、その中でも美しい風景が際立っています。

おそらくご存知の方も多いと思いますが、「原神」の風景は、実在する風景をモチーフにして作られています。今回は、ゲーム内と実際の風景を比べてみることで、その美しさをお伝えしていきます。

1. 張家界

ゲーム内の璃月の珉林のサブエリアである「慶雲頂」。ここは、中国湖南省の張家界をモチーフにしており、その美しい景観は映画「アバター」の撮影地としても知られています。美しい自然景観が広がり、奇岩や岩柱、深い渓谷、緑の森林が世界自然遺産にも登録されるほどの美しさを創り出しています。岩の尖塔が雲に包まれ、神秘的な雰囲気が漂い、美しい峡谷や川が自然の魅力を放っています。

2. 五彩池

さらに、四川省の黄龍(ファンロン)の五彩池をモチーフにした美しい風景もゲーム内で再現されています。中国・四川省に位置する黄龍は、標高約3600メートルの山岳地帯で、氷点下30℃にもなる寒さの中で、池の水が青や黄色、緑など五色に輝く美しい光景を作り出します。

3. 龍脊棚田

中国広西省の龍勝各族自治県に広がる龍脊棚田は、壮大な山々に囲まれた風景が広がります。壮族とヤオ族の人々が長い年月をかけて作り上げた棚田が山全体に広がり、その風景は独特で美しいです。

4. 象鼻山

広西チワン族自治区桂林市内にある象鼻山は、石灰岩でできた山で、一頭の象が鼻を伸ばしているような形からその名がつきました。象鼻山は、約3.6億年前に海底に沈んだ石灰岩からできており、唐や宋時代から有名な観光地として愛されています。

5. 伏見稲荷大社

日本の風景もゲーム内に登場します。ゲーム内の鳴神島のサブエリアにある鳴神大社は、京都の有名な名勝地である伏見稲荷大社を元に作成されています。鮮やかな朱色の千本鳥居が幻想的で、美しい風景を作り出しています。

これらの美しい風景は、「原神」のゲーム内だけでなく、実際にその場所に足を運んで体験する事もできるのです。ゲーム内で目にする風景が実在の場所からインスパイアを受けていることを知ることで、ゲームをより一層楽しむ事ができるようになると思います!

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