都会から離れて、どこか小さな場所に休暇をとりに行こう~延吉では、リラックス感に合った旅を見つけることができる。
東北地方の美食の都
延吉に着いたら、まず冷麺を食べよう。延吉冷麺は牛肉、卵、各種の野菜が入ったそばで、甘酸っぱくてさっぱりしていて食欲をそそる。地元の人は酢豚と一緒に食べるのが好きだ。
延吉の郷土料理は辛いものが多く、スパイシーな鶏の足、部隊チゲ鍋、タコのピリ辛炒め、豚キムチ炒め……汗だくになりながら食べて、またマッコリを一口飲むと、とても快適だ。
煙集河のほとりにある水上市場は、延吉最大の朝市で、小さいながらも必要なものはすべて揃っている。ライスソーセージ、キムチ、牛肉スープ……これらの美食は、世界中からの観光客を魅了する。
本場の朝鮮族の風情
延吉市は中国唯一の朝鮮族自治州の州都で、規模も人口も少ないだが、朝鮮族の風情が色濃く残っている。
地元の人々は韓国語と中国語を上手に使い分けることができ、街路の看板もバイリンガル表示に統一されている。朝鮮族民俗文化公園に入ると、朝鮮族の生活を臨場感たっぷりに体験できる。
園内では、100元程度で民族衣装一式をレンタルすることができ、朝鮮族に変身して伝統家屋を散策し、アーチェリーや陶芸、楽器などの無形文化遺産も体験することができる。
延吉から長白山へ
延吉に行ったら、長白山に行かねばならない。夏でも平均気温は15℃~25℃で、避暑にはいいところだ。冬になると、ここは真っ白になる。
延吉市に最も近い長白山北景勝地は、天池を一望することができる。澄んだ空の下、雪山が天池を取り囲んでいる。目の前に広がる景色は層がはっきりしていて、自然の奇跡に驚嘆せずにはいられない。
延吉市から二島白河鎮までは車で約2時間、下山後は北景勝地の山門近くにある聚龍火山温泉に浸かり、一日の疲れを癒しよう。
寄稿者:東北ちゃん