中国秋季旅行:紅葉、イチョウ、花畑が彩る魅惑の風景

秋がやってきた。この時期、江西省婺源古村の紅葉は燃えるような赤で、雲南省騰沖のイチョウは金色に染められ、広州はまたピンク花の海に囲まれる秋季節限定の世界になる。秋になる上海は風情減らず、近隣の江蘇省蘇州の古鎮は徐々に冬を迎えていく。海南のような海辺の町は最も快適な季節になりはじめるが、東北地域は既に初雪だ...すべての景色がちょうどいい。

もしお時間があれば、友達三五人でも呼んで、一緒に長旅でもしようか。

画像|図虫 藍藍藍藍藍天

画像|図虫 撮影者1600785

画像|図虫 mrfangger

江西・婺源

秋といえば、婺源にいかないと。そして婺源秋の美しさは、長渓にある。11月の長渓村は色とりどりの油絵のよう。山には朝霧がかかり、住宅や連絡橋(廊橋)の周りには黄色と赤のカエデの木が広がっている。遠くから見ると、まるで水墨画のよう、時代を超える気品を溢れる。その中を歩くと、景色が豊富で、歩ければ歩くほど見とれてしまう。婺源のような秋の色が好きのであれば、ゆっくり連泊の旅でもしないか。

日が沈む頃になると、村全体が金色の光に満ち、樹齢数百年以上もある200本以上の楓香に落ちて、鮮やかで赤な世界になる。

画像|図虫 子岩撮影

云南・騰冲

秋になると、騰冲は独特の魅力を見せ始める。ここの固原村には3,000本以上の古イチョウがあり、樹齢500年以上の木だけで50本以上ある。この3,000本のイチョウは農場の内外に点在しており、騰冲はまた「世界一のイチョウ王国」とも呼ばれている。屋根、路地、野原のいたるところに黄金色の葉が散らばり、石の割れ目に潜り込み、軒先の奥に落ちていく...その中を歩くことは、まるでおとぎ話の世界にいるようだ。

画像|図虫 龍吼

イチョウのほか、騰冲熱海も必見。秋に入ると、少し寒く感じるだろう。この時期、熱海の温泉に入ったり、山の景色を楽しんだりするのは最高。

広東・広州

11月にはカエデのとりどりの赤と黄色しかないと思う人が多いが、広州ではそれと全く違うユニークな秋の日を過ごせるのだ。ピンクのトックリキワタは一瞬で春にタイムスリップ。

画像|図虫 mrfangger

華南師範大学と広州軟件学院のトックリキワタは海のように広がり、簡単にとるだけでも、インスタ映え写真になる。閲江路へ行くと、トロリーに乗りながら、通りを覆うピンクの花びらを鑑賞し、とてもロマンチック!海心沙と新滘路もピンク色の海に変わり、春の爽やかさに満ちている。

画像|図虫 漁夫良

上海

上海といえば、多くの人の第一印象は外灘の高級感だろうが、11月下旬に上海の街を歩くと、梧桐の木が古いバンガローに覆われ、百年前にタイムスリップ!

武康路に入ると、100年古街の芸術的な雰囲気に囲まれ、懐海路では、またフランスのシャンゼリゼ通りに入ったような感じ。そして思南路に行くと、昔の上海の生活雰囲気満載になるのだ。

新楽路に来ることは、ヨーロッパの町に来るようなもので、武夷路は上海でのんびりとした時間を過ごせるところで、玉園路では民国のスタイルの精髄的な建築物が保存されている。

画像|図虫

江蘇・楓橋古鎮

「月落ち 烏啼きて 霜天に満つ、江楓(こうふう)漁火(ぎょか 愁眠に対す」この美しい詩に語るのはこの楓橋古鎮のことである。水が通りになり、町中にお寺が点在するため、独特の水郷魅力いっぱいだ。

楓橋と寒山寺は、何千年もの間、多くの詩人心残りの夢であった。朝の霧雨の中、画舫に乗って橋を通り抜く。昔ながらの橋、古鎮と古刹の静けさを楽しんだり、「楓橋夜泊」の気韻を味わえるのだ。

画像|図虫 南魚a

海南・陵水

11月、晩秋に入るところは多数であるが、海南陵水にはちょうどいい季節になる。ここには、モルディブと全く一緒なガラスのような海ー分界洲島、ロマンでフォトジェニックな呆呆島、「歌う」ビーチー香水湾、カリフォルニア州道1号線の海岸線沿いに負けないの海浜公道、南海省一の潜水スポットなどがある。

陵水にはそれほど観光客が多くなく、ありのままの漁港漁村が保存されている。ビーチを歩いたり、青い海や青空を眺めたり、魚介類や陵水の酸粉を味わったりすることは、友人と楽しい休日を過ごすのに最も適している。

画像|図虫 姚舜不二

吉林・長白山

南の秋が遅れる際に、東北に位置する長白山はすでに初雪を迎える。

周りを見渡すと、長白山の滝が氷になり、大量な温泉の霧があがり、まるでおとぎの国にいたように。連綿となる原始林は冬の蕭条が満ちる。巨大な天池の輝かしい青色も氷雪に覆われ、全てが眩しい純白になる。大切な人と長白山へ、歩く道で髪が白く染められ、最高なロマンじゃない。

11月は一年で最も多彩なる時期であり、これらの風景にワクワクするのであれば、早く旅荷物を片付けて、今すぐ出発しよう!

—「愛奇旅」より

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