徐州シティウォークで古今を渡り歩く

千年の漢都徐州の古物の数々はとても数えきれない。そんな徐州の古玩一条街は骨董愛好者たちの天国だ。ここには各種書画骨董、数珠腕輪、水晶、古物が並んでいる。またネックレスやアクセサリーの原料となる小さな原石、芸術品類、茶器、置物などもあり、どのブースの主人たちもそれぞれ自分だけの物語を持っている。(古玩一条街が開放されるのは週末と祝祭日だけなので注意!)

古玩街に沿って西に向かって歩くと、戸部山の崔家大院にたどり着く。青レンガと黒瓦、東屋と紆余曲折した回廊……ここに来るとそんな庭園の深々とした究極美を感じることができる。

徐州文化版シティウォークに劇馬台を欠くことはできない。西楚の覇王項羽が当時ここに築いたもので、すこぶる壮観だ。歴史を感じることができるだけでなく、記念撮影もできる。とても見ごたえある一枚を撮ることが可能だ。

最後に立ち寄る徐州民俗博物館は、元・戸部山古民居の跡と余・翟両家大院の基礎のうえに改修されたもので、明・清の古民居160軒あまりがある。入館料25元の民俗博物館内には徐州地区で生産された生活用品や民俗文物千件あまりが陳列されていて、徐州の歴史や文化、そして人々の生活について語っている。


寄稿者:江蘇観光(日本)ピーアールセンター

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