山に登ったり海を見たりして、深センも面白い

若者が多いところには、自然と最も新しく、最も前衛的な生活姿勢があり、様々な新鮮で面白いものに触れることができる。深センの街には色々な遊び方があり、無限の新鮮さを提供している。

深センは高層ビルが建てられた檻のようなものだと言われたが、ここは海浜都市でもある。長い海岸線には大梅沙、小梅沙、東涌西涌などのビーチが点在し、様々なやり方で海を楽しむことができ、休暇にも最適である。遠くまで行きたくなければ、都会にもきれいな海の夕日が見られる。

深センは歴史がない?古城はつまらなくない


南頭古城

深センは1980年代に建設された近代的な大都市だが、歴史が全くないわけではない。南頭古城は、深セン特区の前身である古宝安県の昔を記録した。かつて、宝安は海防の要塞で、南方を守る関門だった。南頭古城にある場所は宝安の政治的中心地であった。城壁や建物の大部分は戦争でほとんど破壊されたが、いくつかの遺構はまだ残っている。

新安県衙、関帝廟、東莞会館、海防公署などの歴史遺跡が古城の隅々に散らばっている。路地の中にいくつかの小さな博物館があって、数分をかけるだけで古城の地下から発掘された文物を通じてこの歴史を知ることができる。

改造とアップグレードを経て、古城は同時に創造的な街にもなり、様々な面白い芸術活動を開催する。一本の大通りから無数の細い小道が開け、若者に人気のある文化創意ショップやレストラン、カフェなどがたくさん点在してある。

大鵬所城

海沿いに建てられた大鵬所城は市区から50キロほど離れている。その由来は南頭古城とさほど違わない、古代の海防要塞であった。改造後の大鵬所城も新旧を融合する街区になったが、南頭古城と全く同じような雰囲気ではない。大鵬所城には住民が未だに住んでいるから、私邸も少なくない。景勝地ではあるが、生活感が残っていて、人情が厚いのに対して、商業味が薄い。


海を見るために来た、深センの海は青い

海景公園

深センの海岸線は香港を挟んで二つに区切られており、左側は賑やかな市街地、右側はよりリゾート感のある郊外となっている。宝安、南山、福田区の海はビーチがなくて、見晴らしも良いというわけではないが、多くは公園と結びついている。しかし、これらのスポットは海を見るには至極便利で、散歩にも適している。都市の高層ビルと海が同時に現すことも、特別な風景である。海を見るスポットは主に深セン湾公園、西湾紅樹林湿地公園、歓楽港湾、小南山公園、海上世界があって、すべては海岸線に沿っている。

ビーチ

塩田、大鵬新区の海は元の生態系を持ち、砂浜があって、岩礁があって、水に入っていろいろなアトラクションを楽しむことができて、海鮮も安い。デメリットは市区ほど遊びと飲食が充実していないことと、地下鉄は塩田までしか整備されておらず、東のさらに先に行くとタクシーか自家用車で行くしかないことだ。海を見るスポットは主に大小梅沙、東涌西涌、官湖砂浜、沙魚涌などがあって、そして大鵬半島沿岸にはたくさんの小群の砂浜があって、自家用車で行く方が便利で、道中で綺麗な景色と出会ったら止まって観ることができる。

大梅沙の東の深葵路は海沿いの道路で、ある角がとてもきれいので、たくさんの人はあそこで写真を撮っている。海沿いの遊歩道が整備されているので、散策しながら海を眺めるのもいいよね。


東部華僑城

東部の華僑城は敷地が非常に広く、二つの主要な観光地、三つの特色ある小鎮、自前のホテルがあり、飲食や遊び、宿泊に一貫してサービスを提供している。楽園はもともと海と山に面していて、高いところに立つと景色がとても綺麗だ。刺激的なアトラクションが苦手な人は、雲海ロープウェーや森のトロッコ列車に乗って、景色を眺めるだけでもリーズナブルだと思える。

 

都市の海景は、ワンシーンで映している

深センで一番高い山は、塩田にある大小の梧桐山であり、登るのに苦労するが、街の景色を見下ろすことができ、高層ビル、山、海がワンシーンに収まる。普通の体力を持つ人は片道2〜3時間ほどかかるが、部分的な道は急で、お年寄りや子供には向いていない。地元の登山家は夜登山をよく組織していて、早朝に山の頂に登って日の出を見るが、雲が少ない日は本当に景色がいい。

海と山に囲まれて、深センの飲食も華やかだ

大梅沙鎮のレストランは意外に多く、潮汕牛肉鍋から地元の特色ハト、海鮮粥から普寧豆腐まで、皆味は悪くない。

ただ、海産物を食べたい場合はタクシーで塩田海鮮食街まで行く必要があり、あそこは本当にコスパが高い。近くの魚市場で仕入れして、屋台で加工するのが一番お得。


海鮮街の近くにかつて有名な腸粉街があったが、去年の移転で多くの店が潰れた。幸い得米という老舗は倒れず、依然と商売繁盛している。

寄稿者:旅の楽記念

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