チベットの山南市へ素晴らしいブルーアイスの秘境に出会おう

冬の山南市には白く輝く雪山や金色の日光がある。空はいついかなる時よりも青く、日光はいつどんな時よりも明るい。そして、最も見逃せないのがここのブルーアイスだ。ここには中国の雄大で素晴らしいブルーアイスの秘境があり、アイスランドにも全然負けない。       

今日は、皆様に‍‍山南市の3つの絶景ブルーアイス旅行地をおすすめるので、「雪と氷の女王」のように奇妙な体験をしよう!

プマユムツォ湖

最高の観賞シーズン (ブルーアイス):1月~3月

透き通る湖面のブルーアイス、凍り付いた氷の泡、素朴で穏やかなチベット式村落、真っ白なクーラカンリ山などなど。少数の人しか冬にこの「中国版バイカル湖」という仙境、プマユムツォ湖に来たことがない。冬には何千里もの氷に閉ざされ、湖面は295平方キロメートルの巨大なブルーアイスが宝石のように凝結し、雪の大地に嵌め込まれる。茫漠とした氷原は高遠で広大で、人を落ち着かせる。

もし時期に恵まれていれば、震撼する盛大なブルーアイスを見ることができるだけでなく、雪域のブルーアイスで年に一度の神秘的な羊追い祭りに出会うことができる。毎年2月の初めに、村人は一日を選んで羊を湖心島に連れて行き、草を食べさせて冬を越す。その様子は面白くて壮観だ。最も寒い冬を乗り越えて、氷湖がまだ溶けていない時、牧畜民たちは吉日を選んで羊の群れを連れ帰り、四季折々に 「氷の上での羊追い」 は千年も続けてきた。

プマユムツォ湖のブルーアイス湖畔の断崖の上には、世界で最も標高の高い村である推瓦村がある。ここの人々は静かで穏やかな生活を送っていて、男の人と子供は湖畔の草地で牛や羊を交互に放牧し、女の人は家で羊毛を紡いで毛布を作っている。牧畜民たちは焦らず、伝統的な生活習慣を保っている。

     

雅拉香布(ヤラシャンプ)の亜桑ダム

最高の観賞シーズン (ブルーアイス):12月~翌年3月 

雅拉香布雪山は雅礱江(がろうこう)の発祥地である。山南のネドン境内で最も標高の高い雪山で、一年中雪が積もる冬は「高嶺の花」のようだ。黒い岩と白い雪が交錯する山体の険しさは垂直に近く、一本の氷刀が雲海に突き刺さっているような風景は、かつて多くの人を感動させた。

雅拉香布景勝地に入り、車で約30分、道で亜桑ダムの標識を見るとき、ダムの側に来ると雅拉香波雪山が見える。この時のはすでに氷が張り、凍った湖面に集まった流氷は宝石のようにさんぜんと輝き、水晶のように透き通っている。氷に閉ざされた亜桑ダムは上空で見下ろしてみると、まるで「海洋の地図」 のようである。

ダムから少し離れたところには、広大な草原があり、特徴的な高原牧場のように見える。ここでは水のせせらぎも聞こえて、ヤクも見られて、奇石も遊べる。もちろん高くそびえている雅拉香布雪山を観賞することは不可欠である。

崗布溝

最高の観賞シーズン (ブルーアイス):1月~3月

山南市浪卡子(ナンカルツェ)県の崗布溝には、雪山、氷河、湖などの様々な景観が集まっていて、雪域の精髄を最大限に見せてくれている。こんな景色に一回でも出会ったことがあれば、その美しさは夢の中で何度でも巡ってくると信じている。

景勝地内の崗布錯は、冬の不思議な魔法で「水晶玉」‍となり、‍鏡のように平らになり、透き通って見える。凍結した湖面に青い光が輝いていて、それは寒さがこの世に与えた最も美しい贈り物である。深く、きらびやかに青く、本当の世界とは思えないほど、一年の中での絶頂に達した。

湖水は非常に清浄なため、厚さが半メートルに達する氷面も極めて透き通っている。凍結した水泡と氷の割れ目が組み合わさって美しい模様を作り出し、光と影の変化に伴い、湖水の色も音を立てずに変化している。時には水色になり、時には天色になる。

冬が来たら、一目惚れするブルーアイスを見に行こう!

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