今年も氷雪シーズンが到来し、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市道里区の音楽公園で今月4日から、6年連続でネット上の人気者となっている巨大雪だるまの制作が始まった。

人々の期待の中、ハルビン群力音楽公園の巨大雪像が12月16日に正式に完成し、かっこいい姿で帰ってきた。この巨大雪像の建造は伝統的な雪だるま作りとは異なり、その巨大な体積ゆえに美観と耐久性を高めるためには人工雪の使用が必須だった。人工雪は粘着性や白さにおいて天然雪を上回り、造形性も天然雪よりも優れている。


今年も巨大雪だるまはトレードマークの赤い帽子をかぶり、赤いマフラーを首に巻き、赤いハートのボタンが胸元にデザインされるほか、高さは19メートル、奥行き14メートル、幅11メートルとなっており、その「身長」は例年よりも1メートル高くなるという。使用される雪の量は3500立方メートル以上で、例年よりも1200立方メートル多く、過去最多となる。


巨大雪だるまが作られるきっかけとなったのは、2019年に数人の清掃作業員が除雪作業をした後に、気の向くまま高さ3メートルの雪だるまを作ってみたところ、注目を集めたためだった。その後、丹念に作られた「癒し系」の笑顔の巨大雪だるまがネット上で人気を集め、「氷の都」と呼ばれる哈爾浜の冬のランドマークとなった。


今年、巨大な雪だるまの制作過程はスローライブ配信で全編公開され、雪を積み上げて形を整える段階から細部まで丹念に彫り上げる工程まで、全国のネットユーザーの持続的な注目と「オンライン見守り」を集め、この愛らしい氷雪の使者がより生き生きとした形で市民や観光客に冬の間ずっと寄り添うこととなった。

巨大な雪だるまが雪の中に静かに佇み、変わらぬ微笑みで雪と氷の約束に駆けつける一人ひとりの旅人を包み込む。それは単なる雪像ではなく、人と街、冬と夢をつなぐ、温情溢れるシンボルとなり、シャッター音と共に、季節を重ねる氷の都のロマンを刻み続ける。
























