最近、西安でツアーガイドおじいちゃんがガイドする動画がバズった。
今年70歳の高級ツアーガイドの楊建さんがガイドする時、ユーモラスな表現をしたり、手をふるわせたりして、観光客を笑わせると同時に、ツアーのみんなにインターネットにシェアされ、新華社とCCTVに注目報道を受けた。ネット民たちは次から次へと「活気に満ちている」「とても感染力がある」「歴史をこのように説明すると覚えやすい」などとコメントを寄せている。
次の一連のQ&Aを通じて、楊建さんがガイドという職業をこんなに愛する理由を知ることができるかもしれない。
Q:どうしてこんなに情熱的なガイドをしているのですか?
楊建:私は子供の頃から物語を話すのが好きで、好きな本を読み、好きな物語を聞いたら、いつも仲間たちに話していました。小学生から中学生まで、企業の中に入っても、親戚や友達、クラスメート、さらには地方から来た友達のためにボランティアでガイドしています。
しかし、ガイドしているうちに自分の知識の蓄積が足りないことに気づき、ストーリーを話続けていくためには、体系的な専門知識や技能が必要になると思いました。そこで私は余暇を利用して勉強しながら、全国の正式な試験を受け、2012年に高級ツアーガイドに合格しました。当時、全国の高級ツアーガイドは1000人余りしかいませんでした。
2013年、私は60歳で定年退職し、フルタイムのガイドになりました。苦労と疲れはありますが、私は楽しんでいます。大好きでポジティブで役に立つことをしているからです。
Q:仕事の最大の意味は何だと思いますか?
楊建:西安人として、私は自分の故郷を愛しています。今年でもうすぐ70歳になります。私はこの地で生まれ、この地で育ち、古城の西安に対して深い感情を持っています。
西安は自然や山河が美しいだけでなく、人文景観も美しく、ここは悠久の歴史を持ち、世界四大古城の一つです。例えば、私はもうすぐ小学生に西安城壁についてガイドします。西安城壁は世界で最も完全で最大の古代城壁です。
また、例えば西安碑林博物館は、中華文化の宝庫であり、書道芸術の聖殿であり、全世界で最も重厚な石製図書で、中国の四大碑林のトップであり、外国人が最も行く価値のある中国の50の観光スポットの一つで、中国の5A級観光地でもあります。なので私はここに深い感情を持っていて、ガイドすると話が終わりません。
私のガイドを通じて多くの人に西安を理解してもらい、全国の観光客の皆さんに私の故郷がいかに美しいかを伝えることは、西安人として、ベテランガイドとしての務めです。
熱愛は最高の先生
楊建は生まれも育ちも西安の人で、幼い頃から歴史、地理などの知識に深い興味を持っていて、特に古跡文物に非常に愛着がある。親戚や友人と旅行するたびに、彼はいつもみんなに歴史文化の知識を説明し、文物の裏話を紹介する。
自分の独特なガイドスタイルについて、楊建さんは次のように述べた。自分は決して決まった原稿を用意することはなく、毎回のガイドを新しい創作と考えている。また、面白さや科学の普及にもこだわって、観光客に楽しく聞いてもらえるようにしている。
70歳を過ぎても、楊建さんは平均週8回のガイドを続けており、旅程は陝西省の各観光地に行き渡っている。また、毎日2~3時間の学習習慣を維持している。「ガイドは文化を伝える職業で、解説する知識は調査可能な史実であることを保証したい」と楊建さんは話した。
将来、楊建さんはもう一つの目標がある。それが、2〜3年以内に特級ツアーガイドの資格を取得することである。「生きている限り学び続けなければならない。人は永遠に若い心、学ぶ心、進取の心、奮闘の心を持たなければならない。」
寄稿者:花咲