特別な冬の旅行を計画していますか。古城南京へサプライズ発見の旅に出かけよう！この町の冬日は静かで重厚で、穏やかで暖かく感じる。一度渡り鳥観察をし、自然や山水の躍動を感じる。可愛らしい梅の花を探し、香りの上品さを嗅ぐ。にぎやかなランタンフェスティバルで、温かな年越しの思い出を探す。

南京は長江下流に位置し、江蘇省の省都であり、中国の重要な歴史文化都市の一つであり、四季を問わず観光できる都市でもある。六朝の古都の歴史は南京に深みを持たせ、延々と続く長江、曲がりくねった運河、点在する湖に魅力的な風光を与えた。南京の四季には景色があり、景色には語り尽くせない歴史がある。冬に南京に来れば、限定の美しさなどもたくさん体験できる。

石臼湖の渡り鳥

美しい石臼湖は澄みきり、「天空の鏡」のように青空と互いに映り、水天一色の美しい景色を形成している。冬になると、ここはまた違うロマンスを演出する。クロツラヘラサギ、コウノトリ、シロヘラサギ、カモ、そしてコハクチョウが続々と到着し、冷たい石臼湖を活気と活力に満ちさせた。

石臼湖は南京唯一のコハクチョウの冬越しする場所である。冬の日差しの下、満面の波立つ水面の上で、コハクチョウたちは仲間と一緒に行動し、時には湖の中で水遊びをし、時には湖のそばで首をかき、時には翼を広げて飛び、のんびりした光景である。日没時になると、石臼湖には素晴らしい夕焼けが現れ、真っ白なハクチョウは夕焼けの中の完璧な装飾となる。

最も美しい景色を堪能したいなら、溧水の西趙村の石臼湖渡り鳥観測点は絶好のロケーションで、撮影にも最適だ。また、周辺の張許村、駱山村、向陽村、諸家村、陳卞村も適した観測点である。

明孝陵で梅のお花見

世界文化遺産の明孝陵観光地区内の梅の花の山に香りが漂い、梅の花が寒風の中で踊ると、年に一度の梅のお花見の旅も約束通りにやってくる。梅は寒さを凌いで咲き、人々は香りを尋ねてやってきて、淡い香りの中で早春の気配を捉える。

明孝陵の梅花山は「天下第一梅山」と称され、梅栽培の歴史、品種、規模、または豊かな自然文化の蓄積において、首魁といえる。「キュウフンウメ」「龍遊梅」「リョクガクウメ」などの珍しい品種も多い。最も珍しいのは「別角晩水」という梅で、梅花山の「鎮山の宝」となっている。毎年の2月から3月まで、南京国際梅花フェスティバルは梅花山で盛大に開催され、各地の観光客を引きつけている。ピーク時には、毎日10万人以上の観光客が訪れる。

梅花山の梅のお花見のベストスポットはどこかというと、山頂の博愛閣はかけがえのない地位にあり、ここには明代の「梅王」が一本ある。梅花谷の花が潮のように流れ、林を抜けて行くと、いつも一面の梅の花に出会う。紅楼芸文苑は梅花山の文芸の地で、紅梅が点々とし、白壁と青瓦と花窓を隠し、古典的で穏やかで、非常に趣がある。

秦淮河遊灯会

南京の冬日のロマンチックはまた花灯の中に隠されている。南京に来て、自分だけの花灯を作り、年越しの儀式感のある秦淮灯会で遊びましょう。さまざまな花灯が高いところに懸かり、多くの民俗活動が異彩を放ち、光がきらきらと輝き、人々が湧き、燦爛とする雰囲気の中で中国の日常生活が溢れている。

秦淮灯彩は南京地区の最も代表的な民間芸術の一つであり、中国の伝統的な編み物、絵画、書道、切り紙細工、皮影（ピーイン）、刺繍、彫刻などの手工芸を集め、一体となっている。南京市民俗博物館（甘熙故居）では、無形文化遺産の先生にうさぎの灯篭や蓮の灯篭など色とりどりの灯篭作りを学ぶことができ、千年の間受け継がれてきた職人技を体験できる。

そして夜になり、丹精込めて作った花灯を持ち、秦淮河の畔や古い城壁の下を歩き、「天下第一灯会」の風采を感じる。秦淮河の画舫遊覧船は光があふれ、櫂の音がし、灯りの下で特別なロマンスがある。老門東、夫子廟などの市井街のイルミネーションが光り、新年の市集、無形文化遺産のパフォーマンスは人々の足を止め喝采を浴びる。戯れる漢服を着た女の子たちとすれ違い、千年前に栄えた古金陵にタイムスリップしたような気分になる。

寄稿者：江蘇観光（日本）ピーアールセンター